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日本舞踊教室みやと美柳流の広報を担当している森川みよです。
今回も、美柳流初代宗家が「利休道歌」から抜粋して「修業心得」とした6首のお話です。
|稽古とは一より習い十を知り十より帰るもとのその一
「稽古とは 一より習い 十を知り 十より帰る もとのその一」
直訳すると、お稽古とは一から習って十まで知った後、また一に戻って学び直し、
そして、その戻った一は最初に習った一とは全く違ったものになる、という意味です。
お稽古には、ここまでという終わりなく、順に進めて最後までいき、また最初に戻ると
新しい発見があり、それを繰り返して体得していくものだ、ということを詠っています。
この歌はすべての学びに通じるもので、基礎から順番にはじめて一通り最後まで進めた後、
また最初に戻ると今まで見えていなかったものが見えてくる。そして、それを繰り返して
いるうちに、それまで意味をなさなかったものたちが繋がって世界が広がっていく。
学ぶということにここまでという終点はなく、繰り返すことで成長していく、ということ
なのだと思います。
|最後に
いかがでしたか。
最初はよく意味もわからずに覚えたり勉強したりしていたことが、後になって全部繋がって
パーッと景色が広がる瞬間があります。それは、これまで怠けないで努力してきたことへの
ご褒美のようなものなのかもしれません。
まだ見えない景色がたくさんあると思うとワクワクしますね。
次回も引き続き、「修業心得」のお話です。
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