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日本舞踊教室みやと美柳流の広報を担当している森川みよです。
今回も、美柳流初代宗家が「利休道歌」から抜粋して「修業心得」とした6首のお話、今回が最終回です。
|上手にはすきと器用と励むのとこの三つそろう人ぞよく知る
「上手には すきと器用と 励むのと この三つそろう 人ぞよく知る」
直訳すると、「すきであること」「器用であること」「精進すること」の3つが揃っている人は
上達する、という意味です。
上達するのに大事な3つのことは、①「数寄(すき)」と書いて「風流を好むこと」、
②細かい作業が得意という手先の器用さという意味ではなく、「何事もそつなくこなすこと」、
③お稽古に真摯に向き合って「こつこつと努力すること」だと詠っています。
上達の極意とは、何よりもまず楽しむこと、そしてしっかりとお稽古に勤しむことです。
どんなことでも続けていればコツや容量が掴めてきて、自分なりに創意工夫してこなせるように
なります。でも、楽しくないことを続けるのは難しいです。
上達するには続けること、そして続けるには楽しむことが大事なのだと思います。
*「利休道歌」では「上手にはすきと器用と功積むのとこの三つそろう人ぞよく知る」とあります。美柳流初代宗家はわかりやくするために
「励む」という言葉をつかいました。
|最後に
いかがでしたか。
楽しくて夢中になって時間が過ぎるのも忘れてしまう……そのくらい好きになるとスポーツでもゲームでも
習い事でも何でも上達しそうです。何より、それほど夢中になれることに出会えたことが幸せだと思います。
日本舞踊教室みやは、美柳流の「誰もが楽しめる親しみやすい日本舞踊」という精神(こころ)を
大切にしています。新しい「楽しみ」のひとつとして、是非この機会に日本舞踊を始めてみませんか。
今回で「修業心得」6首のお話は最終回です。どの歌もお稽古だけではなく、日常生活にも共通しているので
折に触れて思い出していただけたら嬉しいです。
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