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日本舞踊教室みやと美柳流の広報を担当している森川みよです。
今回から、美柳流初代宗家が「利休道歌」から抜粋して「修業心得」とした6首のお話をしようと思います。
|その道に入らんと思う心こそ我身ながらの師匠なりけり
「その道に 入(い)らんと思う 心こそ 我身ながらの 師匠なりけり」
直訳すると、何かを学ぼうと思ったときには、すでに心のなかに立派な師匠が存在しています、
という意味です。
「利休道歌」で詠まれているものなので「何か」とは茶道のことなのですが、
「始めよう!」「やってみたい!」と思った時点で、自分の心のなかにもうすでに先生がいて、
この気持ちが上達への第一歩になるということを詠っています。
この歌は「利休道歌」の最初に詠まれているのですが、茶道だけではなく、すべてのことに
共通している気がします。何かを始めようと思って検索したり、調べたりしはじめた時点で、
上手くなりたいという気持ちがすでに芽生えていて、その気持ちこそが先生のような存在で、
上達する原動力になるのだと思います。
最初は不安に思うこともあるだろうけれども、自分にはもう心のなかに先生がいるのだから
物怖じせずに一歩を踏み出してみよう!と背中を押してくれています。
|最後に
いかがでしたか。
イメージだけでハードルを上げてしまうのではなく、興味という心のなかの先生にしたがって、
まず「はじめの一歩」を踏み出してみる。
これは、私が日常生活でも心掛けていることのひとつです。臆することなく、いつでも一歩を
踏み出せる人でありたい、と思っています。
次回も「修業心得」のお話です。
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